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【今月の特集】採用選考時に心身の健康状態をどこまで聞いてよいのか(顧問先ログインより)(2024/10/5)

労働契約は、会社が労働力を買い取り、労働者が労務を提供する契約です。会社が「健康な人間を雇いた
い」と願うのは自然なことです。しかし、健康には肉体だけでなく精神も含まれ、メンタルヘルス不調で
働けない場合、労働契約に基づく労務提供が困難になります。
企業は、採用後の病気発覚や健康情報調査の範囲に悩んでおり、裁判例も少なく、明確な答えがないのが現状です。
本稿では過去の裁判例を紹介しながら、何をどこまで調査してよいのか、その方法について解説しております。